2026年4月より、新しい取り組みとして 「プロジェクト型プログラム」 を開始します。
これは、子どもたちが
「指示された活動をこなす」
のではなく、
自分たちで考え、挑戦し、作り上げていく活動です。
なぜ今、プロジェクト型なのか
多くの保護者の方が心配されているのは
「将来、この子は社会でやっていけるのだろうか」
ということではないでしょうか。
これまで、挨拶の練習やプリント形式のSSTなど様々な「トレーニング」が行われてきました。
しかし中高生になると
- 言われたことはできる
- でも自分から動くことが難しい
- 失敗を極端に怖がる
という課題が見えてくることがあります。
社会に出たとき本当に必要なのは
- 自分から動く力
- 仲間と協力する力
- 失敗しても立ち直る力
です。
これらは 実際の体験の中でしか育たない力です。
プロジェクト活動とは
子どもたちがチームになり、一つの目標に向かって活動します。
例えば
- 1日限定カフェを企画・運営する
- eスポーツ大会を主催する
- AIを使ってオリジナル曲を作る
- YouTube動画を制作する
- 巨大アートや作品を制作する
- ボードゲームをゼロから作る
など、
企画 → 準備 → 実行 → 振り返り
というプロセスを経験していきます。
子どもたちは
- 企画担当
- デザイン担当
- 接客担当
- 動画編集担当
など、それぞれの役割を持って参加します。
「できること」を見つける場所
私たちは「できないことを訓練する場所」ではなく
「できることを見つける場所」でありたいと考えています。
例えば
- 人前が苦手 → デザインや動画編集
- 集団が苦手 → 個人プロジェクト
- 話すのが得意 → 司会や実況
など、子どもたちの 得意や興味を活かした役割を作ります。
「苦手だから個人で」で始まる活動であっても、自分の役割がみんなの役に立てた経験はゆるぎない自信につながります。
同じ目標を持ち仲間として一緒に活動していく中で、本当のコミュニケーションが生まれるのです。
失敗できる場所
本気で挑戦すれば、必ず失敗します。
- 注文を間違える
- ゲームに負ける
- 意見がぶつかる
しかし、ここは 安心して失敗できる場所です。
スタッフも一緒に挑戦し、一緒に失敗し、「次はどうする?」と考えていきます。
この経験が、失敗から立ち直る力(レジリエンス)を育てていきます。
私たちが目指すもの
私たちが目指しているのは、「通わされる場所」ではなく「行きたくなる場所」です。
子どもたちが「今日は放デイあるの?やった!」
そう思える場所を作りたいと考えています。
そして活動の中で
- 自分の得意を知り
- 仲間と協力し
- 自分の役割を見つける
その経験が、将来の 自立や就労につながっていくと考えています。
これらのプロジェクトに「正解」はありません。
「どうすればもっと面白くなるだろう?」「次はこうしてみよう!」
と、お子様たちが目を輝かせながら語り合い、試行錯誤する姿こそが、このプログラムのゴールです。
完成した作品や活動の様子は、今後さまざまな形で皆様にご紹介していく予定です。
子どもたちが自らの可能性を広げ、自信に満ちた表情を見せてくれることを、スタッフ一同、今から心待ちにしております。
新年度も、お子様たちの挑戦を温かく見守っていただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いいたします。

