プログラム案内

健康・生活

中高生になると、基本的な健康・生活にかかわるスキルの習得に加えて、将来の自立や就労を見据えた、より実践的な支援が不可欠です。
そのために、子どもたちが自身の力で生活をコントロールできるようになることを目指し、
・自分自身を深く理解する力
・課題に対し、主体的に解決策を考え、実行する力
を育むことで、子どもたちが自信を持って社会へ踏み出していく土台を築きます。

▼具体的なプログラム例▼

1.自分自身を深く理解するプログラム
自分の「好き」や「得意」を知り、自信を育みます。
・ストーリ―ブック:好きなことや得意なこと、やってみたいことなどを書き出して自己理解を深めます。
・価値観カード:自分の大切にしている価値観をカードゲームを通して確認します。

2.課題解決力を育むプログラム
身近な課題をテーマに、自分で考える練習をします。
・課題発見シミュレーション:自分や集団などにどんな課題があるかを考えます。
・SSTプログラム:こんなときどうする?など、具体的なトラブル解決策を話し合います。

3.将来に向けたプログラム
社会で役立つスキルを、スモールステップで学びます。
・あいさつ、言葉遣い:社会で役立つコミュニケーションの基本を練習します。
・身だしなみチェック:清潔感やTPOの大切さを学びます。

運動・感覚

中高生にとって、体を動かすことは単なる運動能力の向上に留まりません。私たちは、その能力が地域社会での豊かな生活や自立した移動へと繋がるように支援しています。

運動や遊びの時間を大切にしながら、子どもたちが「できること」を一つひとつ増やしていく。
そして、公共交通機関の利用などを通して行動範囲を広げ、自信を持って社会と関わっていくこと。
これらは、彼らが自身の力を信じ、いきいきと社会に参加するための大切な目標となります。

私たちは、子どもたち一人ひとりが持つ運動や感覚のスキルを深く理解し、その可能性を最大限に引き出すためのサポートに全力を注ぎます。

▼具体的なプログラム例▼

1.体づくり・感覚統合プログラム
楽しみながら、自分の体を上手に使う練習をします。
・なわとびなどの運動あそび
・バドミントンなどのスポーツ

2.生活動作
運動能力を、日常生活で役立つスキルへつなげます。
・安全な外出のためのトレーニング
・公共交通機関を利用して実際に外出をする。

認知・行動

行動の背景にある認知の特性を理解することが、効果的な行動支援の鍵になります。
私たちは、単に「行動を修正する」のではなく、「なぜその行動が起きるのか」という認知プロセスに焦点を当てることで、より根本的な解決を目指します。
さらに、子どもたち自身が自分と他者の認知や行動の違いを理解することは、多様性を認め、豊かな社会性を育むことへつながります。
この理解を通じて、子どもたちが自信を持って社会と関わり、それぞれの個性を輝かせられるよう、私たちは丁寧なサポートを提供していきます。

▼具体的なプログラム例▼

1.「自分を知る」プログラム
自分の気持ちや考え方のクセに気づき、自分自身を理解するための練習です。
・ストーリーブック作り:好きなこと、得意なこと、やってきたこと、やりたいことなどをまとめています。
・価値観ゲーム:自分の大切にしている価値観を探り、将来どんなことが向いているかを考えます。

2.「相手を知る・社会性を育む」プログラム
人との関わりの中で、自分と相手の違いを認め合う力を育みます。
・SST(ソーシャルスキルトレーニング):ロールプレイなどを通して、気持ちの良いコミュニケーションを学びます。
・グループワーク:ひとつのテーマに対し、様々な意見があることを知り、多様性に触れます。

3.「セルフコントロール・問題解決」プログラム
日常生活の困りごとを、自分の力で乗り越える練習をします。
・アンガーマネジメント:イライラした気持ちと上手に向き合う方法を学びます。
・課題を見つけよう:自分の課題やグループの課題を見つけ、解決策を考えます。

言語・コミュニケーション

私たちは、言葉だけでなく、表情や絵、音、動きなど、子どもたちが持つ多彩な表現方法を大切にしています。
どんな形であっても「自分を表現し受け入れてもらえた」という経験は、「自分を表現していいんだ」という大きな自信につながります。
この自信こそが、自己肯定感を育み、将来の進路選択や社会で活躍するための土台となります。
また他者の表現に触れ、それに対して自分が感じたことを伝えることで、豊かなコミュニケーションの基礎を築きます。
これにより、相手の意図を理解し、自分の考えを伝える力を養い、他者との円滑な関係構築を目指します。

▼具体的なプログラム例▼

1.「自分を表現する」プログラム
言葉、アート、体など、様々な方法で「伝えたい」気持ちを形にします。
・好きなこと探求:絵や写真を使ってもOK!自分の「好き」なことを深掘りしてみんなに伝えます。
・芸術:水彩画、模造紙アート、パステルなど、言葉にしにくい気持ちも、絵なら表現できるかもしれません。

2.「相手を理解する」プログラム
表情や声のトーンから、相手の気持ちを想像する力を養います。
・テーブルゲーム:ゲームならではの駆け引きや読み合い探り合いで相手の気持ちを読み取る練習になります。
・プレゼン:どうすれば相手に響くプレゼンができるかを考えて作ります。

3.「伝え合う・関係を築く」プログラム
自分の意見を伝え、相手の意見も尊重しながら、協力する楽しさを学びます。
・テーマディスカッション: 身近なテーマで、自分の考えを伝え、人の意見を聞く練習をします。
・協力ミッションゲーム: 仲間と自然に相談・協力しながら、一つの目標達成を目指します。

人間関係・社会性

中学生、高校生にとって、家・学校以外で「社会」とかかわる機会を作ることは非常に重要です。
放課後等デイサービスは、子どもたちが社会を安全な場所だと感じ、安心して次の一歩踏み出すための準備の場としての役割を担っています。
思春期には、他者との距離感に悩むことも少なくありません。そのため、私たちは子どもたちの感情に寄り添い、安心感を持って過ごせるように丁寧にサポートすることを大切にしています。
ODENが、子どもたちが安心して自分らしく過ごせるもうひとつの居場所になることを願っています。

▼ 具体的なプログラム例 ▼

1.「安心できる居場所」プログラム
まずは、ODENがリラックスできる場所だと感じてもらうことから始めます。
・クラブ活動:やりたいクラブを立ち上げたり、今あるクラブに参加することもできます。決められたクラブに所属するのではなく、その都度やりたいものを選びます。
・相談タイム:困りごと、悩みごとなどを気軽に相談できる場です。

2.「仲間と関わる」プログラム
共通の体験を通して、自然なコミュニケーションの輪を広げます。
共同制作・クッキング: 役割分担をしながら、みんなで一つのものを創り上げる楽しさを体験します。
イベント企画・運営: 自分たちの力でイベントを成功させる経験が、大きな自信と協調性を育みます。

3.「社会と繋がる」プログラム
ODENを拠点に、少しずつ社会へと関心を広げていきます。
地域イベント体験: 地域の一員として活動することで、社会貢献の喜びを学びます。
職場体験: 様々な大人との出会いを通して、将来の働き方を考えるきっかけを作ります。

不登校支援

◇自宅や学校以外の安心できる第3の居場所と学びの提供
◇zoom 等の双方向通信サービスを活用し、第3の居場所(放デイ)で授業を受けられる機会を提供
◇不登校についての児童や保護者の相談場所の提供
◇教育・医療機関、障がい福祉サービス等との連携

※サービス利用には、障がい児通所受給者証が必要となります。

実施プログラムのねらい

  • 自分の気持ちや相手の気持ちを理解する
  • 得意な事、好きな事を見つける
  • 自分で考え、行動ができる
  • 様々な事柄や物事を自分で選択し決定していく
  • 成功体験の積み上げ、自己肯定感を育てる
  • 今の自分が気付いていない環境にも触れる
  • 学びや体験を通じて、幅広い知識を身に付ける
  • 活動を通して、自分の進路を選択していく
  • 自分の人生は自分が決める