ODENの理念

中高生が「自分で選び、決める力」を育むために

子どもたちが成長していく中で、何よりも大切なのは「自分で選び、自分で決める」経験だと考えています。
特に中学生、高校生になってくると、日常生活などの様々な場面で選択し、決断する機会が格段に増えていきます。
その中で、自分で選び、決めたことを実行する経験は、「自分にもできる!」というゆるぎない自信へとつながります。

しかし、私たち大人はつい、子どもたちのためを思い、正しいと思う道を先回りして用意してしまいがちです。
それは“転ばぬ先の杖”としての優しさかもしれませんが、時にその優しさが、子どもたちから「悩み、考え、自ら決断する」機会を奪ってしまうこともあります。

私たちが目指しているのは、子どもたちが将来、自分の足で力強く人生を歩んでいくための「生きる力」を育むことです。
たとえその選択が遠回りに感じられることがあっても、誰かに言われたからではなく、自分で悩み抜いて選んだ道を歩くこと
その経験こそが、彼らが社会で生きていくための、かけがえのない力になると信じています。

自分たちで創る「楽しく学べる場

私たちは、子どもたち一人ひとりの「やってみたい」「できるようになりたい」という気持ちを大切にしながら、一緒にプログラムをつくり上げていきます。

焦らず、少しずつでも、「今できること」を積み重ねていく。
楽しみながら参加し、多様な経験を通して選択肢の幅を広げていく。
その過程の中で、子どもたちが自ら考え、行動し、未来の自分を形づくっていく力を育んでいきたいと考えています。

中高生になってくると、小学生の頃とは異なり、より将来のことを考える機会が増えていきます。
子どもたちは、まだ想像も出来ないと思いますが、社会に出たときに感じる「しんどさ」を少しでも軽くできるように、生きていく上で必要なスキルや視野を、仲間とともに楽しく学び合える場所をつくっていきます。

子どもたちとともに創る「もうひとつの居場所」

中学校・高校の放課後、クラブ活動のように仲間とともに過ごせる場所。
笑い合い、励まし合い、ときには悩みながら、それぞれの「やりたいこと」や「進みたい道」を見つけていく。

そんな安心できる居場所であり、未来を切り拓く力を身につけられる学びの場でありたいと考えています。
これからも私たちは子どもたちのそばで寄り添いながら、「自分で選んだ道を、堂々と歩んでいける」ようサポートを続けていきます。