今月の調理実習のテーマは「クリスマススペシャルプレート」です。
本格メニューに挑戦!大忙しのキッチン
今回のメニューは、見た目も豪華な3品です。
- ホットプレートで作る「和風パエリア」
- フライパンで焼く「照り焼きチキン」
- お鍋でコトコト煮込む「あったかシチュー」
これらを同時に進めるのは、大人でも少し大変な作業です。
子どもたちは「次は何をすればいいかな?」とお互いに声を掛け合いながら、道具をフル活用して調理に取り組みました。
お鍋とフライパンを使いこなすチームワーク
シチューの火加減を気にしながら、隣ではチキンを焼く……。
複数の調理器具を同時に使うことは、「優先順位を考える力」や「周りを見る力」を養うことにも繋がります。
子どもたちは、自分の担当だけでなく、お友だちの進み具合も気にかけながら協力して進めていました。
一歩ずつ、確実に。包丁とピーラーの練習
調理の基本といえば、やはり包丁の使い方です。 将来、一人暮らしをしたりお仕事をしたりする際に欠かせないスキルとして、ODENでは基礎から丁寧に取り組んでいます。
「猫の手」を合言葉に
慣れない手つきながらも、指先を切らないように「猫の手」をしっかり意識して野菜を切っていきます。
最初は緊張していた子どもたちも、ゆっくりと丁寧に包丁を動かすうちに、少しずつリズムが良くなっていくのが分かりました。
ピーラーで皮むきに集中
ジャガイモやニンジンの皮むきでは、ピーラーを使いました。
滑りやすい野菜をしっかり手で固定し、指の位置に注意しながら進めます。
一つひとつ皮が剥けていくたびに、子どもたちの表情には真剣さと、小さな達成感が浮かんでいました。
失敗は成長のスパイス!優しさが溢れた照り焼きチキンのエピソード
調理の途中で、ちょっとしたハプニングもありました。 メインの「照り焼きチキン」を焼いているとき、タレの甘い香りがしてきたと思ったら……少しだけ焦がしてしまったのです。
一生懸命取り組んでいたからこそ、焦がしてしまった子は「やってしまった……」と、とてもショックを受けて落ち込んでしまいました。調理の手が止まり、暗い表情になってしまう場面も。
しかし、そんな時に素敵な変化が起きました。 周りの子どもたちが自然と駆け寄り、「大丈夫だよ!」「これくらいの方が香ばしくて美味しいよ!」と、優しく温かな声を掛け始めたのです。
仲間の思いやりに触れ、落ち込んでいた子の表情に少しずつ明るさが戻ってきました。最後には「次は頑張る!」と笑顔で列に戻ることができ、失敗を乗り越えて最後まで作り遂げることができました。
失敗を「ダメなこと」で終わらせず、「次はどうすればいいか」を一緒に考え、支え合える仲間がいること。そんなODENらしい絆が見えた、最高に素敵な一コマでした。
「おいしい!」が自信に変わる瞬間
全ての料理が完成し、お皿に盛り付けると、豪華なクリスマスプレートの出来上がりです!自分たちの手で作り上げた料理を前に、子どもたちの顔にはパッと明るい笑顔が広がりました。
一口食べて、「凄くおいしい!」という声があちこちから上がります。 自分たちで工夫し、協力して作った料理の味は格別だったようです。
「料理ができた!」という小さな自信の積み重ねが、将来の大きな一歩に繋がると信じています。
これからも、子どもたちが楽しみながら「生きる力」を身につけていけるよう、温かくサポートしてまいります。

