あけましておめでとうございます!
2026年がスタートし、冬休み明け、ODENには元気な子どもたちの声が戻ってきました。
新年最初のプログラムといえば、やはり「書き初め」です。
集中力がすごい!「初日の出」に込めたそれぞれの想い
今年の課題は、新しい一年の始まりにぴったりの言葉「初日の出」です。
中高生になると、習字に触れる機会は少なくなりますが、いざ筆を握るとみんな表情がキリッと引き締まります。
静かな教室内で、半紙に向き合う子どもたちの集中力には、私たち職員も驚かされるばかりでした。
最初は「えー、書けるかな?」と不安そうにしていた子も、一筆書き出すと止まりません。
それぞれの個性が光る、力強い「初日の出」が少しずつ形になっていきました。
「もう嫌だ!」上手くいかないと投げ出したくなる気持ち
しかし、書道は一筋縄ではいきません。
- 「はね」が上手くいかない
- 文字のバランスが崩れてしまった
- 最後に墨を落として汚してしまった
そんなとき、つい「あー、もう無理!」「もうやめる!」と筆を置きたくなってしまう子もいます。
特に中高生という時期は、周囲と自分を比べてしまったり、「完璧にやりたい」という気持ちが強かったりして、一度の失敗で心が折れそうになることもあります。
「どこが上手くいかなかった?」を一緒に見つける
そんな時、ODENの職員は「頑張って!」と励ますだけでなく、「どこが一番気になったかな?」と一緒に振り返る時間を大切にしています。
「形はすごく綺麗だけど、大きさのバランスが上手くいかなかったね」 「次は、ここをもう少し長くしてみる?」
こんな風に、失敗を「ダメなこと」ではなく、「次に良くするためのヒント」として具体的に分解していきます。
すると、沈んでいた子どもたちの表情に「次はこうしてみようかな」という小さな光が灯り始めます。
試行錯誤の末に……気づけば「ハマる」子どもたち
「上手くいかない原因」が見えてくると、子どもたちの行動が変わります。
「もう一枚書きたい!」という声が、あちこちから聞こえてくるようになりました。
納得がいくまで、何度も、何度も書き直す子どもたち。
書くたびに少しずつ、でも確実に字が整っていく。
その変化を自分自身で感じた瞬間、「苦手」だったはずの書き初めが「没頭できる楽しい時間」へと変わっていきました。
「上手くいかない」→「どうすればいいか考える」→「繰り返し練習する」 このサイクルにハマったときの子どもたちのエネルギーは、本当に素晴らしいものでした。
将来の「働く力」につながる、ODENの学び
実は、この書き初めで経験したプロセスは、ODENが掲げる「就労準備」において非常に大切な要素です。
- PDCAサイクル: 計画して実行し、振り返って改善する力
- 自己理解: 自分の今の状態を客観的に捉える力
- レジリエンス: 失敗しても、自分のペースで立ち直る力
仕事をする上でも、最初から全て完璧にできる人はいません。
大切なのは、上手くいかない時に「どうリカバリーするか」を考えることです。
書き初めを通して、子どもたちはそんな「一生モノのスキル」を自然と学んでいました。
一歩ずつ、自分らしい「初日の出」を
最後には、全員が納得のいく「最高の一枚」を書き上げることができました。
壁に並んだ「初日の出」の文字は、どれ一つとして同じものはなく、それぞれの試行錯誤の跡が刻まれています。
ODENでは、これからも子どもたちが自分の「好き」や「得意」を深掘りし、失敗を恐れずに挑戦できる環境を大切にしていきます。

