先日、就労移行支援事業所 LUMO+ 様にお越しいただき、「やってみよう!模擬会社」のワークショップを開催しました。
今回のテーマは、「働くことを体験してみよう」。
チョコレートに見立てたカラフルなビーズを使い、受注・計量・袋詰め・検品・リーダーなど、それぞれ役割を担当しながら、一つの商品を完成させる仕事の流れを体験しました。
子どもたちは二つのチームに分かれてスタート。
ところが、同じ内容に取り組んでいるにもかかわらず、チームによって雰囲気は大きく異なりました。
一方のチームは、お互いに声を掛け合い、「次はこれお願いします!」「ありがとう!」という言葉が自然と飛び交う、明るくスムーズな職場そのもの。活動後には「こんな会社なら働いてみたい!」という声が上がるほど、楽しく充実した時間になりました。
一方、もう一つのチームでは、思うように仕事が進まず、リーダーがあちこちへ指示を出して大忙し。焦りや戸惑いから少しギスギスした雰囲気になる場面もありました。
しかし、この「うまくいかなかった経験」こそが、大きな学びでした。
仕事は一人で頑張るだけでは成り立ちません。
相手の状況を見て声を掛けること、自分の役割を責任を持って果たすこと、困ったときには助けを求めること。そんな小さな気遣いやコミュニケーションが、職場全体の雰囲気や仕事の進み方を大きく変えることを、子どもたちは実際に体験しながら感じることができました。
また、「計量が得意だった」「袋詰めのほうが集中できた」「リーダーは難しかったけれど面白かった」など、自分の得意・不得意を知るきっかけにもなりました。
放課後等デイサービスでは、「将来働く力」は就職活動を始めてから身につけるものではなく、日々の活動の中で少しずつ育まれていくものだと考えています。
今回のワークショップを通して、仕事にはさまざまな役割があること、仲間と協力することの大切さ、そして自分らしい働き方について考える貴重な一日となりました。
LUMO+の皆様、このような貴重な機会をありがとうございました。


