写真撮影で引き出す、中高生の無限の表現力とチームワーク

今回は、「写真」をテーマにしたプログラム、「おもしろ写真を撮ろう!」の様子をお届けします。
一枚のユニークな写真を目指して、子どもたちが協力し合い、思わぬ才能を開花させる姿をぜひご覧ください。

Step1: 「どんな写真、撮ってみたい?」ワクワクするイメージ探しから

まずは「撮りたい!」という気持ちがすべての始まり。
インターネットで「おもしろ写真」「トリックアート写真」などを検索し、一人ひとりが自分の「好き」な一枚を探すところからスタートしました。

「みんなでタイミング合わせてジャンプしたい!」 「かっこいいポーズで撮りたい!」

子どもたちの目はキラキラ。
ユニークな写真を見つけては、「これ、どうやって撮ってるんだろう?」と自然に会話が生まれます。
自分の「好き」や「おもしろい」を言葉にして共有することが、自然なコミュニケーションの第一歩になりました。

Step2: 「もうちょっと右!」飛び交う声と、高まる一体感

撮りたい写真が決まったら、いよいよ撮影開始です!

「手はもう少し上の方がいいんじゃない?」 「もうちょっとこっちに立って!そうそう!」

初めは少し照れて動きが硬かった子も、仲間からの声かけやアドバイスに後押しされ、だんだん大胆なポーズが取れるように。
どうすればお手本の写真に近づけるか、みんなで頭をひねり、試行錯誤する。
このプロセスこそ、将来社会で必要となる「協調性」や「問題解決能力」を育む大切な時間です。

Step3: 傑作誕生!照れ笑いと達成感が混ざり合う瞬間

そして、ついに傑作が誕生!
撮影した写真を確認する画面に、みんながグッと集まります。

「めっちゃ面白い写真撮れた!」

自分たちのアイデアと協力が形になった瞬間、フロアは大きな笑い声と拍手に包まれました。ちょっぴり照れくさそうな笑顔と、「やった!」という達成感に満ちた表情。この小さな成功体験が、子どもたちの自己肯定感を高め、次への挑戦への意欲につながっていきます。

自分の「好き」を見つけ、それを仲間に伝え、目標に向かってみんなで協力する。そして、最後には達成感を分かち合う。
このような「楽しい」という気持ちを原動力に、子どもたちが自然な形でコミュニケーション力や協調性を身につけられるような活動を大切にして、これからもプログラムを考えていきます。